04.持ち方と乗せ方の組み合わせ

 

前ページでは、持ち方と乗せ方を説明しました。
・少なくとも14種類の持ち方が存在する
・けん、または玉の乗せ方(乗せる箇所)は26種類存在する

しかし、原理としてはそうなのですが、持ち方によって、乗せられない部分が存在します。
たとえば大皿の持ち方をした場合には、おみこしには乗りません。
逆うぐいす(さるのこしかけ)にも乗りません。

大皿持ちで乗せることができる箇所は14箇所です。
けんの18箇所に玉が乗るのは明らかなのですが、乗せるためには、ある特定の持ち方をする必要があります。
持ち方と乗せることができる箇所は関係があるわけです。

けんの持ち方と玉を乗せることができる箇所の関係

次の表は、けんの持ち方と玉を乗せることができる箇所を示した表です。
〇印が乗せることができることを示しています。

玉の持ち方とけんの乗せ方(乗せる箇所)の関係

次の表は、玉の持ち方とけんの乗せ方(乗せる箇所)を示した表です。
玉持ちの方は、持ち方にかかわらず8つの乗せ方(乗せる箇所)です。

持ち方と乗せ方の組み合わせの数

さて上記2つの表にある〇印の数はいくつでしょうか。

正解は170です。

この170は、完成が170個あることを示しています。
170は原則的にはすべて異なるものとなりますので、これまでの説明通り、構えと動作を固定した場合でも、少なくとも170個は技があることとなります。

このページのまとめ

・14種類の持ち方、26種類の乗せ方(乗せる箇所)の対応で合計170個の完成が存在する