タイム競技Bの攻略

三段以上の認定試験を受けるためには、タイム競技Bをクリアする必要があります。
タイム競技Bとは、定められた10種類の技すべてをできるだけ早く成功させる、というものです。
五段を受けるためにはタイム競技Bを45秒以内でクリアすることが条件となっており、難関と感じられている方も多いと思います。

本ページの目的

攻略と題していますので、本ページで攻略法を記載しますが、タイム競技Bを45秒以内でクリアすることを目的とした攻略法となります。
Youtubeなどで、20秒以内で終わるような動画も複数アップロードされていますが、そういうのは1万人に1人ができる程度の神業だと思ってください。
本ページの攻略法では20秒はおろか、30秒以内でもクリアすることは無理でしょう。

あくまでも45秒以内でのクリアについて記載していますし、本ページをご覧の方は45秒以内のクリアを目標にしていると思いますので、神業のスピードは五段の後のライフワークにして頂いて、まずは45秒以内のクリアを目指しましょう。

タイム競技B振り返り

タイム競技Bの技

技の振り返りです。
タイム競技Bの技は以下の10種類です。
2回連続の技は、1回目と2回目は直接続けて良いです。
例えば、一回目の日本一周が終わってけんに玉が刺さっている状態、この状態から2回目日本一周の小皿に乗せて良い、という事になります。

1 前ふりろうそく
2 県一周
3 日本一周2回連続
4 世界一周2回連続
5 ヨーロッパ一周
6 地球回し
7 うぐいす~けん
8 はねけん
9 一回転飛行機
10 さか落とし

ルール

大まかですがルールを記載します。

・1番の技から順番に10番目の技まですべて成功させていく必要がある
出来ない技を抜かしたり、成功していないのに次の技へ行ったりしては駄目。

・技と技の間は構えを取る必要がある
日本一周と世界一周の間などの技と技の間のことです。
玉、またはけんを手で持って、技を始める形をとることが必要です。
具体的に記載すると、例えば、日本一周が終わった後、けんに玉が刺さっている状態から世界一周の小皿に乗せるのは駄目、ということになります。

・何度失敗してもよい
例えば、一回転飛行機で失敗しても、何度でも一回転飛行機にチャレンジできる。前の技や、一番目の技に戻る必要はない。

・途中で次の技を聞くことはできない
始まったら審判や観客に技を聞くことはできないので、技と技の順番を覚える必要がある。

・静止をする必要はない
うぐいす、逆落としは通常の技では3秒程度静止する必要がありますが、タイム競技に関しては、静止を取る必要はありません。

認定試験を受けるための条件

すべての技をクリアまでの時間が定められています。

参段:120秒以内
四段: 60秒以内
五段: 45秒以内

45秒攻略法

45秒攻略の前提

・技と順番を覚える
これが無いと始まりません。
忘れないように何度も体で覚えましょう。

・技の成功率を上げる
ゆっくりやっても成功しない技を、早くやって成功するわけがないです。
特に、地球回し、うぐいす~けん、はねけん、一回転飛行機はできるだけ失敗しないように成功率を上げましょう。

45秒クリア動画

45秒以内でクリアする動画を掲載します。

代表が実施。
38秒で終えています。
下でリストアップしている攻略ポイントと合わせて確認をしてください。

代表はタイム競技で35秒を切ったことはなく、正直、遅い方です。
再度記載しますが、あくまでも45秒以内で終えるためのページですので、目的は達成しているでしょう。

・どのようなやり方をすれば良いのか
・どの程度のスピードで行えばよいのか

といった点を確認してください。

攻略ポイント

攻略ポイントは5点です。
上の動画と合わせて確認してください。

①成功できるスピード

45秒をクリアすれば良い。
これを忘れないでください。

目標は30秒でも、20秒でもありません。
45秒です。
必要以上に早くする必要はありません。

必要以上に早くしようとして失敗するケースが往々にしてあります。
タイム競技の技は10種目ですので、技1つあたり4秒程度の時間をかけることができるわけです。

焦りは禁物です。
できる限りゆっくりと、確実に決めることができるスピードで取り組みましょう。
そのためにも、自分がどの程度の時間で一つ一つの技を行っているか計測しましょう。

②持ち替え

タイム競技Bでの持ち替えは2回です。
前ふりろうそくが終わった後、そして、うぐいす~けんが終わった後です。

持ち替えの際にもたつくことが多いので、2回の持ち替えをスムーズにできるように練習しましょう。

前ふりろうそくが終わった後、剣先を持っています。
いわゆる、ろうそく持ち、の状態です。
それを、けん持ちに代える必要があります。
動画では、前ふりろうそくの後にけんを自分の体側に倒すようにして持ち替えています。(0:06あたり)
このようなやり方でスムーズにできるようにしましょう。

うぐいす~けんの後、はねけんに移る際も、けん持ちから玉持ちに代える必要がありますので、動画を見て同じことができるように練習しましょう。(0:31あたり)
前ふりろうそくと県一周、うぐいす~けんとはねけん、という持ち替え部分の技だけを何度も練習することが上手くなる秘訣です。

③技の構え

前ふりろうそくの後、県一周に入る時、県一周の後、日本一周に入る時など、技と技の間の時には、しっかりと玉やけんを手で支えてから始めましょう。
焦って早く始めようとすると、玉やけんが上手くコントロールできなくなります。
そうすると、玉が皿に載った時に穴が意図しない向きになっていたり、けんが上手く回らなかったりします。

技の構えも技術の一つです。
しっかりと玉やけんがぶれないように手で支えましょう。
これが成功率を高めることにも繋がります。

④時間配分

時間配分がとても大事です。
目標時間の設定と言い換えても良いでしょう。

概ね次を目安にしてください。

前ふりろうそくからヨーロッパ一周までを俗に一周系と呼びます。
一周系は20秒以内に終わらせましょう。

地球回し、うぐいす~けんで30秒以内。
残り3つを15秒以内で終われば45秒をクリアできます。

上の動画で、ストップウォッチを画面に入れているのはこれを伝えるためです。
全部終わったときに38秒になっています。
45秒から見ると少し早いように思いますが、次の項目の理由があるからです。

⑤許容される失敗

タイム競技の解説では、失敗をしないように、ということがよく言われます。
もちろんそれが理想ではありますが、失敗はします。
むしろ、10種類の技をすべて失敗せずに連続で成功させる方が奇跡だと思った方が良いです。

大切なのは、失敗する前提で考えておき、失敗をしても問題ない状態にしておくことです。
④の時間配分で考えると、残り3種目(はねけん、一回転飛行機、灯台~逆落とし)で15秒残ることになります。
この3種目は、全て玉持ちで、技と技の間にそんなに時間がかかるものではないはずですので、3種目合わせて10秒程度で終わらせることができると思います。
そうすると5秒程度残る計算になります。
つまり、1~2回ミスしても45秒以内クリアは可能な時間が残るわけです。
こう考えると、失敗が与える心理的なプレッシャーが減ると思います。
絶対に避けたい失敗は、世界一周の最後の中皿からけんの時、ヨーロッパ一周の最後の中皿からけんの時、この二つについては、失敗するよりは他のどの技よりもゆっくりやって成功させる方が何倍もマシです。
結局は失敗しないのが一番早いわけですので、十分に時間をかけましょう。
地球まわし、うぐいす、はねけん、一回転飛行機などの失敗は十分にカバーできるので、失敗する前提で考えておきましょう。

繰り返しになりますが、失敗はします。
失敗しても良いのです。
必要なのは45秒以内に終えることですので、その事を忘れないようにしましょう。
失敗しても良い、となれば気持ち的に大分楽になるのではないでしょうか。

おまけ

タイム競技で失敗しても大丈夫、と記載しました。
失敗している動画も上げておきましょう。

失敗が含まれている動画の掲載は恥ずかしいですが、失敗してても45秒クリアができるんだ、ということが理解いただけるメリットもあると思いますので、おまけとして上げておきます。

今回の動画は41秒でのクリアです。
一回転飛行機で一度失敗しているのですが、それ以外はノーミスです。
一度の失敗で3秒のロスと考えれば、もう一度失敗しても45秒以内にたどり着けます。
そんな風に考えて、気を楽に持って取り組むようにしてください。

以上